高寺勇雅です。
青春18きっぷを使って東京23区外、東京西部を旅してきました。
大自然もある東京西部
東京には23区以外に、39の市町村があります。伊豆大島や小笠原諸島も東京都なんですよね。
本州の東京都においては、東半分は23区の大都会ですが、西半分は住宅街と大自然が広がっています。
丸の内や新宿のような高層ビル群のイメージとはどんどんかけ離れていくのですが、それも東京なのです。
山と海に挟まれた地方出身の身としては、自然豊かな西側の方が安心します。以前町田の方に住んでいた時には、八王子や高尾の方にドライブしに行くこともありました。しかし、都心の方に活動拠点を移してからは、東京西部とは縁遠くなってしまいました。
特にオフィス街のような緑が少ない環境にいると、少し息が詰まるような感じがしてきませんか?私はします。
ちょうど青春18きっぷが使える季節ですし、思い切って端まで行ってしまえー!
ということで、今回のゴールは東京西部の終点「奥多摩駅」と「武蔵五日市駅」に決定。
ブラブラと、ただ電車に乗る旅をしてきました。
東京駅からスタート!奥多摩でわさび丼を食す(東京駅→青梅駅→奥多摩駅)
まずは奥多摩駅を目指します。
東京駅からの距離は56km。距離は結構ありますが、中央線に走っている青梅特快を使うと青梅まで乗換なしで行けてしまいます。東京駅からは1時間20分ほど。小旅行にはちょうどいい距離感です。
THE・東京というべき中央線の数ある主要駅をスキップして立川まで向かい、立川からは各駅停車でのんびりと青梅駅まで進んでいきます。
いかにもな都心の景色から郊外の住宅街へと景色が変わっていくグラデーションは、なかなか楽しいものです。
景色を眺めたり、ボーっとしたりしていると、いつの間にか青梅に到着です。
青梅で乗り換え、30分ほどで奥多摩駅に到着!
関東の駅百選にも選ばれている趣深い駅舎とご対面です。
ここでランチをいただきました。駅前にわさび食堂さんというキッチンカーが出店しており、そちらでわさび丼をいただきました。鼻にツーンと来つつも旨さの感じられる美味しいわさびで、カンナで削りたての鰹節も香り高くて最高でした。ホームページの記載通り、確かに辛味が強いのでお好きな方はぜひ。
提供も早く、乗ってきた電車にそのまま舞い戻ることができました。
ちなみに、ここでPayPay支払いをしたのですが、東京都でやっている「暮らしを応援!TOKYO元気キャンペーン」の10%還元がしっかり受けられました。
山のど真ん中といえどやっぱり都内なんだなと、改めて少し不思議な気分になりました。
拝島駅で少し休憩(奥多摩駅→拝島駅)
奥多摩駅から青梅駅を経由し、JR五日市線の起点となる拝島駅に戻ります。
拝島駅では乗り換えで15分ほどの間があったので、18切符の特権を活かして一旦改札から出ます。
大きなステンドグラスが綺麗でした。
富士山が見える窓もありました。残念ながら今回は曇りがちで見えず…。次の機会には見られたらいいな。
駅のお店は充実しており、駅ナカに本屋さんもありました。私好みのラインナップです。参考
ケンタッキーにミスタードーナツと、駅ナカではあまり見かけないお店もありました。
米軍横田基地がある福生が近いからアメリカンに寄せてるんでしょうかね?
五日市線に全部乗る!(拝島駅〜武蔵五日市駅)
ある程度過ごしたので、五日市線に乗り込みます。と言っても武蔵五日市までは20分もかかりません。
ホームの片隅には五日市線の0キロポストが置いてありました。大正14年開業なんですね。
道中は畑も多く見られ、数時間前までいた都心部とはまた違う東京の一面を見せてくれます。
※写真を撮りたかったのですが、結構人がいたので自重しました…。
この五日市線が通っているは「日の出」や「あきる野」といったエリアで、秋川渓谷や東京サマーランドが有名でしょうか。遠目にいきなり観覧車が出現するのでちょっとびっくりしました。
そんなことを考えているとあっという間に武蔵五日市駅に到着!
秋川渓谷への入口として整備されているきれいな駅でした。
ここもステンドグラスがきれい。柔らかい光が差し込みます。
秋川渓谷というだけあって山の装備なしに深入りするのは禁物だろうということで、こちらでも駅前をちらりと見てすぐ引き返します。
駅前は広々としたスペースが確保してあり、秋の行楽シーズンはおそらく多くのバスが発着するのでしょう。
今回はふらりと訪れただけになってしまったので、今度はまたゆっくり来たいです。
ちょっと遠回り(武蔵五日市駅〜川越駅〜東京駅)
武蔵五日市から拝島に戻り、都内に戻ります。そのまま乗っていれば東京駅につきますが、せっかくなので川越を経由します。
拝島から川越は、八高線経由で直接行けてしまうのです。さらにそのまま大宮に接続しているので、都心へ戻るのも結構簡単だったりします。
川越といえば小江戸。昔ながらの蔵造りの町並みが有名ですが、駅前からちょっと距離があるので今回はスキップ。駅前のルミネでちょっと買い物をして帰りました。
SNSで見かけた成城石井のタコキムチをゲットできたのはラッキーでした。美味しかったです。
【おひとり様1点限り】沈菜館 イイダコの海鮮キムチ 230g
それにしても、ルミネに成城石井が入ってるっていいですね。JREカード使ったらJREポイントがものすごく貯められそうです。
買い物を済ませたら大宮まで出て上野東京ラインで東京駅へ。以上で、今回の旅程は終了です。
自然たっぷりの「東京」
今回は東京西部をグルっと回ってきました。
いわゆる都内ですが、自然たっぷりでまた少し違う東京を見ることができて満足でした。
電車だと気軽に行けていいですね。今回は駅前をふらっと歩いただけでしたが、今度はしっかりした装備で山に挑めればと思います。
青春18きっぷを使えばこんな感じで気軽に行けるので、もし気になる方は行ってみてください!
今回の費用
青春18切符1回分=2,410円。
通常の切符で行けば3,810円かかるので、1,400円お得でした!
- 東京駅→奥多摩=1,280円
- 奥多摩→拝島=580円
- 拝島→武蔵五日市=230円
- 武蔵五日市→拝島→川越=860円
- 川越→新宿→東京=860円
なお、今日の区間については、JR東日本が常設している休日おでかけパスで回れる範囲です。
休日おでかけパスでも十分元は取れますし、青春18きっぷを販売していない期間でもいつでも回れますので、似たようなコースを考えている方は是非活用してみてください。
それでは!
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